探偵小説2
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Descripción editorial
探偵小説の祖といえば、おそらく小酒井不木か江戸川乱歩の名前が一番に挙がるでしょう。あるいは横溝正史かもしれません。
「では、海野十三は?」
「その人はSF作家でしょ」
その通りです。しかし。海野十三はすばらしい探偵小説も数多く残しています。海野の本格的文壇デビュー作が探偵小説「電気風呂の怪死事件」だったことを考えれば、本人は案外、探偵小説家と呼ばれることを好んだのかもしれません。
目次
暗号音盤事件
鞄らしくない鞄
疑問の金塊
ゴールデン・バット事件
殺人の涯
ネオン横丁殺人事件
爬虫館事件
密林荘事件
麻雀殺人事件
一九五〇年の殺人
電気風呂の怪死事件