Logic Pro X + VOCALOID 3 Editor 初心者からのステップアップ for Mac Logic Pro X + VOCALOID 3 Editor 初心者からのステップアップ for Mac

Logic Pro X + VOCALOID 3 Editor 初心者からのステップアップ for Mac

    • $24.99
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Publisher Description

ビギナーが一生懸命Logic Pro XやVOCALOID 3 Editorのマニュアルを読んでも思いどおりに演奏させたり、音色を作ったり、ミキシングできないのはナゼ?

それは、DTMの各種機能がそのベースとしている基礎知識~楽器法、楽典、物理学、電磁気学、情報工学、生理学、音響心理学など~を知らないから。

本書はヤマハ社の「MEW」やAHS社の「東北ずん子」の公式デモソングの作曲家である著者が、Logic Pro XとVOCALOID 3 Editorの使い方をチュートリアル形式で説明し、かつて著者も戸惑った「取説に載ってない基礎知識」を実際の手順の中でわかりやすく解説した、今までにないディープな解説書です。


本書について、著者より。

本書は、VOCALOID3 EditorとLogic Pro Xとを使って、初心者が楽曲制作を体系的に学習するための本です。

この2つのソフトウェアを使って、演奏させたり、音色を作ったり、歌わせたり、ミキシングしたりできるようになります。

音符の並べ方を扱う作曲の本ではありませんが、その入口までは案内します。

簡単な作曲なら、手探りでできるようになるかもしれません。

音楽は見えません。見えないのでよくわかりません。よくわからないのに心を揺さぶります。まるで魔法のようです。

人類は太古からその謎に迫り、その秘密を少しずつ解き明かしてきました。

コンピュータは、それら先人たちの知恵を駆使して、見えないはずの音楽を見えるようにしてくれています。

どの音楽制作ソフトウェアにも、音楽を「見る」ためのツールが用意されています。

ですが、そこには、得体の知れない「数字/ボタン/ツマミ/グラフ/記号」がずらりと並んでいます。

何も知らないと謎の暗号か呪文でしかありません。

その解読には、以下のようなことを少しだけ知る必要があります。


音 波 : 音を波として扱う物理学。

楽 譜 : 楽譜を扱う楽典。五線譜の読み書きのルールをまとめたものが楽典です。

楽 器 : 楽器を理解する楽器学、管弦楽法。

回 路 : 電子回路を扱う電磁気学。スピーカーもマイクも電気と磁石を使って音を制御します。

数 値 : 数値データを扱う情報工学。コンピュータの扱う音は単なる数値データです。

肉 体 : 人体を理解する生理学。知覚を理解する音響心理学や脳科学。


どれもそれだけで分厚い本になる内容で、筆者がかつて戸惑ったのもこういった箇所です。

ソフトウェアのマニュアルは操作方法を説明してくれますが、その土台となる知識まではカバーしていません。

本書では、これらをわかりやすい言葉でコンパクトにまとめ、楽曲制作の流れに沿ったチュートリアルの中で説明します。

ソフトウェアを使ったちょっとした実験もします。

音の世界は「百聞は一見にしかず」ではなく、「百見は一聴にしかず」だからです。

前半は当たり前だと思っていることに潜んでいる、音の謎を掘り下げて確認します。

後半はそれらの断片を繋げて、音楽の世界を歩くための地図を描きます。

マニュアルやインターネット上の膨大な情報にアクセスできる、そういう地図です。

地図があれば、音楽の世界を自由に探検できます。

VOCALOID3 EditorとLogic Pro Xという白紙のノートに、あなたの音楽が描かれますように。

田廻 弘志

GENRE
Computing & Internet
RELEASED
2014
25 October
LANGUAGE
JA
Japanese
LENGTH
576
Pages
PUBLISHER
ラトルズ
SELLER
Rutles,inc.
SIZE
168.2
MB