![【朗読音声付】源氏物語 八 花宴(はなのえん)](/assets/artwork/1x1-42817eea7ade52607a760cbee00d1495.gif)
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【朗読音声付】源氏物語 八 花宴(はなのえん)
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- 3,99 лв.
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Publisher Description
本書は文章のほかに、プロのナレーターによる朗読音声でもお楽しみいただけます。
源氏物語は、紫式部によって書かれた全五十四帖から成る長編小説。
期間にして74年、四代の天皇の御代に渡る壮大な物語であり、
その文章の構成や美しさ、人物の心理描写の面などからも、
日本の文学史上最古にして最高傑作とも言われています。
源氏物語 第八帖 花宴(はなのえん)
二月、紫宸殿で桜の宴があった。
頭中将らとともに披露した源氏の詩と舞は素晴らしく
人々を驚嘆させたが、藤壺の心は複雑であった。
宴の後、源氏はもし会うことが出来ればと思い藤壺の御殿辺りを
うかがい歩くが入り込む隙もなく、そのまま弘徽殿の細殿の所へ
歩み寄った。
そこで、「朧月夜に似るものぞなき」と口ずさむ女性と出会い、
一夜を明かす。素性も分からぬまま扇を取り交わして別れるが、
この女性は兄の朱雀帝に入内することになっている右大臣の姫君、
「朧月夜の君」ではないかと気づく。
源氏も朧月夜の君もお互いを思い焦がれていた折、右大臣家で
藤の宴が催された。招かれた源氏は、そこで朧月夜の君と再会した。
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