歳時記 in 児童相談所(春)
Descrição da editora
たとえ自分を見失っていても、その子に未来はある。
ーバイト先は児童相談所〈一時保護所〉ー
どこにでもいる大学生が、社会の歪みにはじき出された子どもたちと向き合う日々が始まった…
児童相談所がどんなところなのか知らないまま、偶然にも当直のアルバイトをすることとなった大学2年生の松井。気軽なバイトのはずが、さまざまな境遇の子どもたちと出会ううちに、自分でも気づかないまま真剣に子どもたちと向き合い始めていた。個性豊かなバイト仲間がお互いに影響を与え合いながら、全力でひたむきに熱く”今”を生きようとする6人の大学生たちの1年間を、主人公松井の目線で描いたドキュメンタリー・ノベル。
読み終わると、しあわせな気持ちになれる本。