[100巻] 源氏物語 瀬戸内寂聴 訳 第五十帖 東屋 (其ノ二)
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Beschreibung des Verlags
薫の君が今だに大君の面影を求めて言い寄ってきますので、困った中の君は、薫の君を浮舟と結びつけようとします。中将の君もそれにはたいそう乗り気です。そんなとき二条の院を訪れた匂宮は、誰であるかを知らず浮舟にしつこく迫ります。けれどそこへ、明石の中宮の御病気が悪化したとの報せがありましたので、しぶしぶ立ち去りました。