クララの出家
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Beschreibung des Verlags
イタリア半島中部の自治都市アッシジにて貴族令嬢クララが出家、
修道女になる夜明けから夜更けまでの一日を描く。
クララは、出家する前日、奇妙な夢を見て目覚める。その夢の中でクララは様々な葛藤を強いられる。
そして最後には炎の剣に貫かれ、清められ目覚める。
クララは幼き日から、自分の生活に不思議な違和感を持っていた。
そんな日々の中で、クララはフランシスと出会う。フランシスの生活と教えに答えを見出したクララは、
その教えに従い、出家する。
旧約聖書における教義を題材にした有島武郎の小説。
有島 武郎(ありしま たけお、1878年(明治11年)3月4日 - 1923年(大正12年)6月9日)は、日本の小説家。
学習院中等科卒業後、農学者を志して北海道の札幌農学校に進学、洗礼を受ける。
1903年に渡米し、ハバフォード大学大学院を経て、ハーバード大学で1年ほど歴史や経済学を学ぶ。帰国後、志賀直哉や武者小路実篤らと共に同人「白樺」に参加。
1923年、軽井沢の別荘(浄月荘)で波多野秋子と心中した。
代表作に『カインの末裔』『或る女』や、評論『惜しみなく愛は奪ふ』がある。