国際金融詐欺師ジョー・ロウ 国際金融詐欺師ジョー・ロウ

国際金融詐欺師ジョー・ロ‪ウ‬

マレーシア、ナジブ政権の腐敗を象徴する巨額汚職事件

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Beschreibung des Verlags

未解決! 50億ドル超が流出。
レオナルド・ディカプリオ主演『ウルフ・オブ・ウォールストリート』製作費用は不正資金だった。
NETFLIXでジョー・ロウのドキュメンタリー番組配信中
“現代版ギャツビー”が、ゴールドマン・サックスの支援を得て50億ドル以上をだまし取った手口を曝露。ホワイトカラー犯罪の心躍るノンフィクション・スリラー。
金融界とエンタメ界の傲慢と強欲。スターをちりばめたパーティー! 世界中でギャンブル三昧!!

-パリス・ヒルトンと楽しんだシャンパン代ひと晩200万ユーロ
-ミランダ・カーへのプレゼント計800万ドル超
-レオナルド・ディカプリオへのプレゼント計1300万ドル
-カニエ・ウェストのイベント出演料1回100万ドル
-ファレル・ウィリアムスの楽曲提供料3曲300万ドル

2009年、ペンシルバニア大学ウォートン校のビジネススクールを卒業したジョー・ロウは、その後10年以上にわたり、金融監視当局の鼻先で、政府系投資ファンド1MDB(1マレーシア・デベロップメント・ブルハド)から数十億ドルを吸い上げた。その金を当時のマレーシア首相ナジブに横流しするかたわら、自身は高級不動産を購入し、パリス・ヒルトンをはじめとする超有名人たちとパーティーに興じてシャンパンの雨を降らせ、マーティン・スコセッシ監督の映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』に莫大な制作費を投じるなど、あらゆるところに巨額の金をばら撒いた。

この桁外れの豪遊ぶりが世間の注目を集め、マスコミが資金源の疑惑を報じたことがきっかけで悪事が露見。関係者が次々と逮捕・起訴されるなか、ロウは忽然と姿を消す。2019年初頭、ロウのヨットとプライベートジェットが押収され、現在もマレーシアと米国司法省が捜査を続けているが、本書の発売時(2021年1月)も彼は行方をくらませたままである。

本書は、ウォール・ストリート・ジャーナルの記者2名が調査に4年を費やし、10カ国以上を訪れ、100名以上の関係者にインタビューして書き上げ、フィナンシャル・タイムズとフォーチュン誌で、「ベストブック2018」に選ばれたベストセラー。マレーシア出身の若き社交界の成り上がり者が、いかにして史上最大級の強奪をやってのけたのか、ハリウッドスターやラッパーたちがいかにしてスキャンダルに巻き込まれていったのかを明らかにしている。

GENRE
Business und Finanzen
ERSCHIENEN
2021
23. Januar
SPRACHE
JA
Japanisch
UMFANG
537
Seiten
VERLAG
パンローリング株式会社
GRÖSSE
3,1
 MB