



夏目漱石「幻の大連講演、満洲日日新聞寄稿」
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- 2,99 €
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Description de l’éditeur
漱石は、日露戦争から間もない明治42年(1909年)に、当時の満州と朝鮮とを訪問しています。これは、大学時代からの親友で、南満州鉄道株式会社の総裁を務めていた中村是公の誘いによって訪れたものです。漱石は、大連での都市計画、沿線での炭坑開発等、満州開発の息吹をひしひしと感じています。その満州訪問の際に行なったと言われながら記録が見つかっていなかった幻の大連講演の記録や、満州日日新聞に寄稿した幻の論考が最近にみつかったことから、漱石の観察眼、感慨を伝える格好の材料とし て、それらを朗読しました。(「物の関係と三様の人間」「韓満所感」)。テキストは、響林社のHPから無料でダウンロードできます。