国木田独歩はこれだけ読め! 国木田独歩はこれだけ読め!

国木田独歩はこれだけ読め‪!‬

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Descrizione dell’editore

武蔵野の風景を詩情豊かに描き出した傑作「武蔵野」をはじめ、年代順に42作品を集成。


国木田独歩について


国木田独歩(一八七一年-一九〇八年)は、千葉県銚子生まれ、広島県広島市、山口県育ちの小説家、ジャーナリストです。

田山花袋、柳田國男らと知り合い「独歩吟」を発表。初め詩、小説を書きましたが、次第に小説に専心するようになります。

代表作「武蔵野」や「牛肉と馬鈴薯」などは浪漫的な薫りの高い作品ですが、「春の鳥」「竹の木戸」は自然主義文学のさきがけとなりました。また現在も続いている雑誌『婦人画報』の創刊者であり、編集者としての手腕も評価されています。

夏目漱石は、その短編『巡査』を絶賛しました。また芥川龍之介も国木田独歩の作品を高く評価していました。



一九〇七年に独歩は肺結核にかかります。しかし皮肉にも、前年に刊行した作品集『運命は』が高く評価され、独歩は自然主義運動の中心的存在として、文壇の注目の的になっていきました。

神奈川県茅ケ崎にある結核療養所の南湖院で療養生活を送りながら、「竹の木戸」「窮死」「節操」などを発表しますが、病状は悪化していき、翌年六月二十三日に満三十六歳で死去しました。絶筆は「二老人」でした。



この作品集には以下の作品を、制作年代順に42編収録しました。



1896(明治29)年




1897(明治30)年

おとずれ

源おじ


1898(明治31)年

河霧

鹿狩り

詩想

まぼろし

わかれ

二少女

忘れえぬ人々

武蔵野


1900(明治33)年

遺言

郊外

初孫

小春

置土産

初恋


1901(明治34)年

牛肉と馬鈴薯


1902(明治35)年

画の悲み

少年の悲哀

酒中日記

富岡先生

湯ヶ原ゆき

湯ヶ原より

空知川の岸辺

夜の赤坂


1903(明治36)年

運命論者

石清虚

女難

怠惰屋の弟子入り

非凡なる凡人

あの時分


1904(明治37)年

春の鳥


1906(明治39)年

号外


1907(明治40)年

窮死

恋を恋する人

節操

疲労


1908(明治41)年

竹の木戸

二老人


制作年代不明

たき火

都の友へ、B生より


(古典教養文庫について)


古典教養文庫は、日本のみならず広く世界の古典を、電子書籍という形で広めようと言うプロジェクトです。以下のような特長があります。


1、古典として価値あるものだけを

これまで長く残って来たもの、これから長く読み継がれていくものだけを選んで出版します。


2、読みやすいレイアウト

文章のまとまりを、適切な改ページで区切って、iPhoneはもちろん、iPadやMacでの読書に最適化しました。また、作品の一編一編にも索引を付けましたので、目次から直接アクセスできます。

青空文庫をベースとしている場合も、適切に処理してありますので、そのまま青空文庫の物をダウンロードして読むよりも格段に読みやすくなっています。


3、美しい表紙

プロのデザイナーによる美しい表紙をつけました。書籍と関連づけられた美しい表紙で、実際の本を読むような感覚に浸れます。


4、スピーディーな改版

紙の本と違い、誤植の修正や改訂などすぐに対応でき、刻々と進化を続けます。

GENERE
Narrativa e letteratura
PUBBLICATO
2015
5 luglio
LINGUA
JA
Giapponese
PAGINE
660
EDITORE
古典教養文庫
DIMENSIONE
2,2
MB

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