井田由美で聴く「若鮎の塩焼き」 ラジオ日本聴く図書室シリーズvol.108
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発行者による作品情報
ラジオ日本・聴く図書室第108弾は、北大路魯山人の「若鮎の塩焼き」、ほか5編。美食家として名高い北大路魯山人の、夏の味覚についてのエッセイを送る。篆刻家、画家、陶芸家、書道家、そして料理家としても知られ、「美の巨人」ともいわれる魯山人先生。その文体からは追随を許さないこだわりと、博識ぶりが伝わってくる。それにしても、魯山人のエッセイには、女性が題材になっていることが少なくない。意外と言っては失礼だが、そこにどこかしら色っぽさもうかがえるのも一興。作品は「若鮎の塩焼き」「鱧、穴子、鰻の茶漬け」「胡瓜」「鮑の宿借り作り」「椎茸の話」「カンナとオンナ」。それぞれの食材を思い浮かべながらたんと味わってほしい。井田由美の朗読で送る。