おんな教‪師‬

「恋愛」小説家、由紀かほるが織りなす、しなやかで、かつ力強い描写で綴る、めくるめく官能の世界…


英語教師・梢ゆう紀は若いが高い理想と情熱をもった教師で、普段から聖職者として生徒への指導を、どの教師よりも熱心に、厳格に、愛情を注いで行ってきた。教師がサラリーマンとしてではなく、一人の人間として生徒たちに接していけば、必ず人間同士の信頼と気持ちの交流が生まれる――ゆう紀はそう信じていた。


だが、そんなゆう紀は甲田冬樹と宇喜多康夫の二人の生徒に力づくでレイプされてしまう。


甲田は特別少年員に二年収監された過去があり、転校してくるなり、それまで《学園のドン》と呼ばれていた番長から、瞬く間にその座を奪いとった札付きのワルだった。
宇喜多はその腰巾着だ。

ゆう紀の端麗な容姿とシンクロナイズドスイミングで鍛えた引き締まった肢体は彼らの欲望を掻き立てるのに充分だった。


陵辱はもちろん一度では終わらない。


彼らはレイプの写真や動画をネタにゆう紀のカラダをもて遊び続ける。

視聴覚室で、図書室で、ホテルでも・・・。


さらに甲田との関係を体育教師の松野に知られてしまった。

そして、松野もゆう紀にカラダを要求してきた。


二人の生徒だけでなく、ゆう紀は同僚の教師からも陵辱を受けるのだった……