つゆのあとさき(下)-谷崎潤一郎も激賞した昭和初期風俗小説 つゆのあとさき(下)-谷崎潤一郎も激賞した昭和初期風俗小説

つゆのあとさき(下)-谷崎潤一郎も激賞した昭和初期風俗小‪説‬

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発行者による作品情報

君江のパトロンで執着心を募らせる新進作家の清岡は、君江が自分がパトロンであることをさして有難く思いもせず、他の男たちとも付き合って愉快そうに毎日を過ごしていることにが気に入らず、様々な嫌がらせをする。他方、清岡の妻の鶴子は、教養があって慎み深い女性で、清岡の父からは同情を持って労わられていたが、にわかに渡仏の話が持ち上がり、数日のうちに行ってしまう。清岡は酒浸りの日々が続き、君江可愛さが憎さに転じ、復讐のために更に思案を練る。それを密かに知らされた君江は、もう故郷に戻ろうかと思いあぐねる。そんな矢先、京子の元旦那の川島と再会するのだが・・・。

ジャンル
名作
ナレーター
響林せいじ
言語
JA
日本語
ページ数
02:05
時間
発売日
2016年
6月10日
発行者
響林社
サイズ
107.8
MB