ひとり怪談 第十一話 「踏切で」
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発行者による作品情報
自宅のマンションから少し離れた駐車場に向かう途中に踏切があった。ある夜中にその駐車場に向かう途中、踏切に差しかかろうかというところで夜中だというのに踏切が鳴って遮断機がおりてきた。と同時に、その踏切の音に紛れて後方からおぼつかない足取りのハイヒールの足音が近づいてきた。一向に列車の通過しない踏切で足止めをくっていると、先程の足音の主が恐ろしい奇声をあげた…