わたしにとっての戯作
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発行者による作品情報
井上ひさしは学生時代,吃音に悩んでいた.隣は遊郭の下宿屋で,母とともにモツ焼きの屋台を引きながら,ろくに大学にも行かずに江戸の黄表紙を読みふけっていた.聴衆を爆笑の渦に巻き込みながら,戯作の魅力に取りつかれ,やがて作家を志すにいたる煩悶の青年時代を語る.
こちらは1970年代に行われた講演の音源です。当時の録音環境や保存状態などにより、一部お聴き苦しい部分があることをご了承ください。また、今日では不適切と思われる表現などが出てくる場合もありますが、その歴史的価値を尊重し、改変せずそのままとしています。