アルプスの少女 ハイジ: こどものための聴く名作 11
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- ¥1,273
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発行者による作品情報
不朽の名作を2時間で!
楽しく、わかりやすい新訳で収録しています♪
スイスのマイエンフェルトという村で、孤児として、お母さんの妹であるデーテおばさんに育てられたハイジ。
ある日ハイジは、仕事を口実にしたデーテおばさんに、厄介払いのようにアルムの山のおじいさんのところに連れて行かれます。
山のおじいさんは、人とのふれあいを避けるように、山の上の家にこもって生活をしていました。
ハイジはそこでやぎ飼いのペーターと出会い、美しい自然に囲まれてのびのびと暮らします。
そんな中デーテおばさんが訪ねて来て、自分が働いているお屋敷にいるおじょうさまの話し相手として、ハイジを連れて行くと言うのです。 そうして、フランクフルトのお金持ちのゼーゼマンさんの家で暮らすことになったハイジ。
そこで、体の弱いクララという女の子と出会います。
2人は仲良くなりますが、アルムの山を思うと悲しくなるばかりのハイジの心と体は、だんだん弱っていってしまうのでした……
目次
チャプター1 山のおじいさんとの出会い
チャプター2 ばら色にもえる山
チャプター3 ペーターのおばあさんを助けたい
チャプター4 二人のおきゃくさま
チャプター5 フランクフルトの新しいくらし
チャプター6 クララのおばあさまに教わったこと
チャプター7 ホームシックとゆうれいそうどう
チャプター8 ハイジ、こいしいアルムの山へ帰る
チャプター9 クララとおばあさまが会いにくる
チャプター10 山の牧場でおこった奇跡(きせき)
チャプター11 これからもみんなしあわせ
ヨハンナ・シュピリ(Johanna Spyri)
スイス生まれの作家。1827年、開業医の父と宗教詩人の母の間に、7人きょうだいの4番目として生まれる。病院を兼ねた自宅には、家族以外に入院患者たちもいた。幼少時に、スイス東部にあるクールの周りで幾度か夏を過ごし、そこでの体験が小説に活かされている。14歳の時、語学と音楽の勉強のためにチューリヒへ、17歳の時にはフランス語習得のために留学。代表作である『アルプスの少女ハイジ』は、1880年に第1部「ハイジの修業時代と遍歴時代」を匿名で出版。翌年に続編「ハイジは習ったことを使うことができる」を実名で出版。