イチロー・松井のグラブ、バットを創る超一流の匠たち
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発行者による作品情報
有名ノンフィクション作家が、超一流選手のパフォーマンスを支える職人の仕事への姿勢を語ります。名工達の仕事への姿勢はビジネスにもつながります。松瀬学氏は元共同通信記者で野球やサッカー、オリンピックなど国際試合を数多く取材し、現在はこれらの体験を踏まえて数多くの本を著している。米大リーグ・マリナーズのイチローが今年9月、9年連続200本安打の大リーグ記録の偉業を達成。松瀬氏は「日本人がやったことはすごい。イチローは日本人の誇り」と素直に喜ぶ。「イチローでもバットがなければ打てない。グラブが無ければファインプレーはできない。料理人も包丁がなければ何も出来ないのと同じ」と語り、超一流選手の使う道具はやはり超一流の職人が創る事実を詳細に明らかにしていく。イチローや松井はこれら職人を尊敬しており「名人は名人が分かる」という。そのイチローのバットを創るのが久保田五十一さん。名前もイチローの背番号と同じ51。久保田さんは松井秀喜のバットも創る。そのバットに適した木(メープル材)を探すためカナダまで行って森を2時間も探して見つけ出す。「いいバットになる木を捜すには山を見るに限る」との信念で「名人は第一印象を大事にする」という。ものづくりは道具が全て。若い人には「常に道具は真心を込めて磨け」と指導し、道具を見ればその人の性格が分かると教える。松井のバットを創る名和民夫さん、イチローや松井のグラブを創る岸本耕作さん、さらにイチローなどのバットを創る坪田信義さんら 匠の超一流になるまでの苦節や成功、取り組み姿勢などを詳しく紹介した。