オフィス・ガール 汚辱のファイ‪ル‬

内容紹介

「恋愛」小説家、由紀かほるが織りなす、しなやかで、かつ力強い描写で綴る、めくるめく官能の世界…



来年で三十歳になる島貫丈二は、学生時代の友人である御国元紘の紹介した女性・祐美と抱き合いながら、己の不遇を呪っていた。



島貫は仕事を失う瀬戸際にあった。新しいCMの企画の情報をライバル会社に流して、金を受け取っていたことが露見したのだ。



彼が五年間務めてきた大手洋酒メーカー「アスカ」は年齢や学歴、性別などとは無関係に公平にチャンスを与える社風だったが、同期入社の室長・甲野佳奈子の存在の前に島貫の影は薄くなる一方だった。

地位も美貌もあり、社内の誰もの憧れの的である佳奈子に対して、島貫はその引き立て役であることを余儀なくされた。

その彼女に機密漏洩を発見されたのだ。



彼女の美しい妹である千佳子に想いを寄せていた島貫の心は、散々に踏みにじられた。そのやるせない思いと欲望を島貫は祐美にぶつけていた。



そして、御国の提示した甘美で、かつすべてを捨てる覚悟を要する提案に、腹を決めた。島貫は千佳子を連れ去り、強引に想いを遂げ、そして、その様子を撮影したビデオで佳奈子をゆするのだった。



妹を救う為、二人の男からオフィス内で奴隷のように弄ばれる佳奈子。白昼のオフィスは、恥辱と快楽が入り乱れ、佳奈子にとって地獄の日々が始まるのだった。



収録内容

第一章 令嬢拉致

第二章 ミス・フォトジェニック

第三章 奴隷宣誓書

第四章 白昼のオフィス

第五章 魔性の触感

第六章 煉獄の双花

第七章 牝犬志願