チームワーキング ケースとデータで学ぶ「最強チーム」のつくり方
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発行者による作品情報
“すべてのひとびとに、チームを動かすスキルを!
ニッポンの「チーム」を、アップデートせよ! "
あなたのチームでは、こんな病に罹っていませんか?
×「目標って何だっけ」?病
× 役割分担したはずのタスクがまったくつながらない病
× フィードバックより仲良し病
× 振り返れば、誰もいない病
× 最後はいつもリーダー巻き取り病
チームワーキング(Team+Working)
必要な3つの視点
1 チーム視点: チームの全体像を常に捉える視点
2 全員リーダー視点: 自らもリーダーたるべく当事者意識をもってチーム活動に貢献する視点
3 動的視点: チームを「動き続けるもの、変わり続けるもの」として捉える視点
求められる3つの行動原理
1 Goal Holding(ゴール・ホールディング) : 目標を握り続ける
2 Task Working (タスク・ワーキング) : 動きながら課題を探し続ける
3 Feedbacking (フィードバッキング) : 相互にフィードバックし続ける
世の中は、「個人の独力だけ」では
達成できない物事であふれています。
世の中の物事の多くは、「一匹狼(ローンウルフ)」によって
成し遂げられるものではありません。
だからこそ、私たちは、他者とつながり、タスクをつなぎ、
物事を達成しようとします。
この世界は「チーム」で満たされています。
また世界は、大小さまざまなチームによる営み、
いわゆる「チームワーク」によって成り立っています。
異なるチームが重層的に重なり合いつつ、
必要なタスク・作業を分担しながら、
社会を成り立たせているのです。
すなわち社会は「チーム」と「チームワーク」に満ちています。
しかし「チームワーク」は、人類史上、
最大の難問(アポリア)の1つでもあります。
みんなが集まれば何となくチームができ、
みんなでやれば何となく「よいチームワーク」が生まれる、
などということはまずありません。
どんなに優秀なメンバーが集まったとしても、お互いに、
いがみ合い、最低のクオリティの仕事しか達成できない、
といったこともしばしば起こることです。
人が集まれば、いつだって自分の思い描いた通りにはいかず、
想定外の出来事が起こるものです。…