マーケティングを「釣り」に例えた物語
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発行者による作品情報
マーケティングとは何か?あなたは3秒以内に答えられるでしょうか?
まして、マーケティングをあなたの仕事、人生にどのように活かしているかと聞かれて、具体的に説明できるでしょうか?
「マーケティングって、得体が知れなくて、なんだか苦手」
「本を読んでは見たけど、小さな会社には活用できそうもうない」
「用語や理論の意味はわかったけど、具体的にどう活かせばいい?」
あなたのビジネスや人生に本当に必要なものは、マーケティングの用語を覚えることではありません。知識なんて後からで良いし、もっといえば、テクニックなんて、二の次です。
では、何が必要か?
その答えをお話する前に、僕自身について、少し紹介させてください。
僕はこれまで、WEB制作やWEBコンサルティング、WEBコンテンツ制作など、WEBサービスを軸とした会社を経営していて、年間でおよそ3億円以上の売上に貢献しています。ですが、正直に言うと、僕は天才的なマーケターではありませんし、USJのV字回復のような華やかな成功事例を生み出してきたわけでもありません。
僕が得意とするのは「年商1億以下のスモールビジネスが現場で成果を出すためのマーケティング」。
事実、日本国内の企業の85%は、社員20名以下の小規模事業者です。
こうしたスモールビジネスに、大企業のマーケティング手法や考え方がそのまま当てはまるわけではありません。"身の丈にあった"マーケティングの仕組みが必要です。
さて、あなたのビジネスや人生に本当に必要なもの…。
それは、「売れる仕組み」だと僕は考えています。
この本では、その仕組みづくりに欠かせない"軸"を、「釣り」に例えた物語を通じてまとめてみました。どんなマーケティング用語やテクニックよりも重要だと、思っているからです。家づくりでいえば、基礎のようなものです。つまり、きちんと理解していないと、その上にいくら立派な知識やテクニックを積んでも、グラグラして意味がありません。
この軸を起点に、マーケティングを設計できるかどうかが、成果を出す肝なのです。
考えてみてください。マーケティングに関して、目にする機会が多いのは、資本力のある大企業のマーケティングの話ばかり。アップルやUSJの事例を見て「自分にはこんなこと無理だ…」と感じた人は…