ワーニャ伯父さん: こどものための聴く名作 38
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発行者による作品情報
『ワーニャ伯父さん』(副題は「田園生活の情景」)は、1897年に出版された『チェーホフ戯曲集』の中に収められた作品の一つ。1899年10月26日にモスクワ芸術座で初演された、アントン・チェーホフの戯曲。
『かもめ』、『三人姉妹』、『桜の園』に並ぶチェーホフの四大戯曲。
元大学教授のセレブリャコフ教授は、定年を迎え、若い後妻のエレーナと共に、亡き先妻の実家である田舎屋敷に戻ってくる。しかし、25年もの間屋敷を管理してきたワーニャが敬愛するセレブリャコフ教授はわがまま放題。ワーニャはそんな彼の不遜な態度に辟易としながらも、密かにエレーナに恋心を抱いていた。
セレブリャコフが体の不調を訴えてたびたび呼びつける医師のアーストロフに、セレブリャコフの前妻の娘、ソーニャも恋心を抱くのだったが、アーストロフもまた、エレーナに恋心を抱いていた。
そんな中、セレブリャコフが領地を売り払う提案をしたことにワーニャは強く激高し、折り合いのつかないセレブリャコフに対してワーニャがピストルを発砲してしまうのだった。
目次
第1章
第2章
第3章
第4章