三人屋 三人屋

発行者による作品情報

朝は三女・朝日の喫茶店、昼は次女・まひるの讃岐うどん屋、夜は長女・夜月のスナック――



朝・昼・晩で業態がガラリと変わるその店は、通称「三人屋」。

やって来るのは、三女にひと目惚れしたサラリーマン、

出戻りの幼なじみに恋する鶏肉店主、

女泣かせのスーパー店長など、ひと癖ある常連客たち。

三姉妹が作るごはんを口にすれば、胃袋だけじゃなく、心もたっぷり満腹に!?

心とお腹にじんわりしみる、美味しい[人情×ごはん]エンタメ!



「高いビルの屋上から、道行く人をじっと眺めているような小説である。大所高所から見下ろしているという意味ではない。ちっぽけな人間たちが、時に迷ったり立ち止まったりしながらも、それぞれの目的地を目指して懸命に歩いている姿を目にした時の、あの切ないような尊いような心持ちを思い出させてくれるのだ。」

――北大路公子氏「解説」より



【目次】

1.森野俊生(26)の場合

2.三觜酉一(52)の場合

3.飯島大輔(36)の場合

4.桜井勉(32)の場合

5.志野原辰夫(故人)の場合

ジャンル
フィクション
ナレーター
橘川佳代
言語
JA
日本語
ページ数
07:28
時間
発売日
2021年
8月27日
発行者
Audible Studios
提供元
Audible.com
サイズ
447
MB