



不肖・宮嶋 死んでもカメラを離しません
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- ¥815
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発行者による作品情報
1カットに命をかける、報道カメラマンのリアリズムに溢れた衝撃のエッセイ。イラク戦争からあの事件まで、危険な場所での舞台裏、全てが語られています。
本書は、皇室ご成婚パレードから東京拘置所・はたまたクウェートの湾岸戦争まで、
スクープを追い求めて世界中を飛び回る報道カメラマンの
執念の撮影ルポをまとめた一冊です。
時に無鉄砲、することなすこと無茶苦茶な働きぶりも、
すべてはたった1カットの真実を写すため。
破天荒な行動の根源には、「手柄を立てずに帰れよか」という
報道カメラマンとしてのプロ根性が垣間見れます。
しかし「不肖・宮嶋」の本は武勇伝ばかりではありません。
爆笑必至の失敗やらとことん不運な出来事やら、
決して美談では終わらない悲惨なエピソードも満載。
コミカルな文体で笑いも誘います。
「宮嶋は、生涯、報道カメラマンでありたい。身体が動くかぎり、
這ってでも現場に行きたい。死んでもカメラを離さない覚悟だが、
死んだら写真が撮れないから、生きていたい。
ここに恥多き出来事を記す。おおいに笑っていただきたい」
宮嶋氏の体験から、おおいに笑って、そして社会を考えてみてください。