世界インフレの謎: (講談社現代新書) 世界インフレの謎: (講談社現代新書)

世界インフレの謎: (講談社現代新書‪)‬

    • ¥3,870

Publisher Description

本タイトルには付属資料が用意されています。詳しくは「デジタルブックレットの探し方」ガイドをご参照ください。 https://support.apple.com/ja-jp/HT208929


なぜ世界は突如として物価高の波に飲み込まれたのか?

ウクライナの戦争はその原因ではないことは、データがはっきりと示している。

では"真犯人"は……?

元日銀マンの物価理論トップランナー、異例のヒット『物価とは何か』の著者が、問題の核心を徹底考察する緊急出版!

なぜ急にインフレがはじまったのか?

だれも予想できなかったのか?

――経済学者も中央銀行も読み間違えた!

ウクライナ戦争は原因ではない?

――データが語る「意外な事実」

米欧のインフレ対策は成功する?

――物価制御「伝家の宝刀」が無効になった!

慢性デフレの日本はどうなる?

――「2つの病」に苦しむ日本には、特別な処方箋が必要だ!

本書の「謎解き」は、世界経済が大きく動くダイナミズムを描くのみならず、

日本がきわめて重大な岐路に立たされていることをも明らかにし、私たちに大きな問いかけを突きつける――

前著よりさらにわかりやすくなった、第一人者による待望の最新論考!

【本書の内容】

第1章 なぜ世界はインフレになったのか――大きな誤解と2つの謎

世界インフレの逆襲/インフレの原因は戦争ではない/真犯人はパンデミック?/より大きな、深刻な謎/変化しつつある経済のメカニズム

第2章 ウイルスはいかにして世界経済と経済学者を翻弄したか

人災と天災/何が経済被害を生み出すのか――経済学者が読み違えたもの/情報と恐怖――世界に伝播したもの/そしてインフレがやってきた

第3章 「後遺症」としての世界インフレ

世界は変わりつつある/中央銀行はいかにしてインフレを制御できるようになったか/見落とされていたファクター/「サービス経済化」トレンドの反転――消費者の行動変容/もう職場へは戻らない――労働者の行動変容/脱グローバル化――企業の行動変容/「3つの後遺症」がもたらす「新たな価格体系」への移行

第4章 日本だけが苦しむ「2つの病」――デフレという慢性病と急性インフレ

取り残された日本/デフレという「慢性病」/なぜデフレは日本に根づいてしまったのか/変化の兆しと2つのシナリオ/コラム:「安いニッポン」現象

第5章 世界はインフレとどう闘うのか

米欧の中央銀行が直面する矛盾と限界/賃金・物価スパイラルへの懸念と「賃金凍結」/日本版賃金・物価スパイラル 116

参考文献

図表出典一覧

GENRE
Mysteries & Thrillers
NARRATOR
早川 剛史
LANGUAGE
JA
Japanese
LENGTH
07:19
hr min
RELEASED
2023
February 10
PUBLISHER
Audible Studios
PRESENTED BY
Audible.com
SIZE
439.4
MB