中谷宇吉郎随筆選1「日本のこころ」「原子爆弾雑話」他3編 中谷宇吉郎随筆選1「日本のこころ」「原子爆弾雑話」他3編

中谷宇吉郎随筆選1「日本のこころ」「原子爆弾雑話」他3‪編‬

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発行者による作品情報

寺田寅彦門下の科学者兼随筆家として親しまれた中谷宇吉郎の5編。
「日本のこころ」は、米国流の効率性は重要であるものの、それとはまた異なる、庶民にまで存在する日本の精神文化の良さを指摘。「I駅の一夜」は、戦時中、夜遅くに雪降る田舎駅で途中下車した時に、やっと泊ることができた小さい宿屋の若いおかみが岩波その他の全集を備える知性ある読書家だったということに感銘を受けて回想したエッセイ。「原子爆弾雑話」は、科学に対する中長期的認識の欠如を如実に表すものとして、彼我の差を自らの体験に即して述べている。「硝子を破る者」「流言蜚語」は、客観的冷静さで状況や流言に対処できないという弱点に警鐘を鳴らしたもの。

ジャンル
名作
ナレーター
響林せいじ(高性能合成音声)
言語
JA
日本語
ページ数
01:34
時間
発売日
2014年
7月1日
発行者
響林社
サイズ
94.6
MB