井田由美で聴く「地図を眺めて」 ラジオ日本聴く図書室シリーズvol.128

ラジオ日本・聴く図書室第128弾は、寺田寅彦作「地図を眺めて」。 明治から昭和初期にかけて活躍した物理学者、随筆家、俳人である寺田寅彦は 数々の名随筆を残している。 「地図を眺めて」は地図にまつわる様々な考察をつづったものである。 「その一枚からわれわれが学べば学び得らるる有用な知識は 到底金銭に換算することのできないほど貴重なものである」とも述べている。 寺田寅彦の残した作品の多くは、時代を超えて私たちの知的好奇心を刺激してくれるのだ。 他に「秋の歌」も収録。井田由美の朗読で送る。