井田由美で聴く「影法師」 ラジオ日本聴く図書室シリーズvol.098
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発行者による作品情報
ラジオ日本・聴く図書室第98弾は、豊島与志雄の「影法師」ほか1編。 低いなだらか丘の上の小さな村の子供たち。長者の子供が、自分の家の真っ白な塀に、自分たちの影を墨で写し取ることを思いつく。日がたつにつれ、たくさんの影法師が塀いっぱい並ぶようになる。「影法師が塀から抜け出して踊ってくれるといいのに」。そんなことを考え始めた子供たちの前に、ひとりの見知らぬ男が現れて・・・・。作者の子供への暖かい目線がにじむ不思議なものがたり。作者の豊島与志雄は小説家・児童文学者。翻訳家としても有名で「ジャン・クリストフ」の名訳が有名である。他に「泥棒」を収録。井田由美の朗読で送る。