井田由美で聴く「童話集・春より」 ラジオ日本聴く図書室シリーズvol.095
-
- ¥458
-
- ¥458
発行者による作品情報
ラジオ日本・聴く図書室第95弾は、竹久夢二の「童話集・春」より「誰が、何時、何処で、何をした」他3編。独特の美人画で知られる竹久夢二。同時に詩人としても、子供向けの雑誌の挿絵や童話作家としても多くの作品を残している。「童話集・春」は夢二自身による挿絵が入った、わが子に向けて書いたといわれる作品が収録されている。子供の純粋な心、そして作者の小さきものたちを慈しむ心。大正ロマンにあふれた1冊。「誰が、何時、何処で、何をした」は、二人の男子中学生が、学校に遅刻し、そのままエスケープ。ふらりと街を歩き、小さな冒険がはじまる・・・。収録作品は他に「街の子」「先生の顔」「玩具の汽缶車」。やさしい心もちになる時間をお楽しみください。読み手は井田由美。