内村鑑三の「後世への最大遺物」 内村鑑三の「後世への最大遺物」

内村鑑三の「後世への最大遺物‪」‬

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発行者による作品情報

1894(明治27)年7月、箱根、蘆の湖畔で開かれた、第六回キリスト教徒夏期学校における講演の記録。「私に五十年の命をくれたこの美しい地球、この美しい国、この楽しい社会、このわれわれを育ててくれた山、河、これらに私が何も遺さずには死んでしまいたくない」では何をこの世に遺すか。社会が活用しうる清き金か。田地に水を引き、水害の憂いをのぞく、土木事業か。書いて思想を遺すこと。教育に当たって未来を担う者の胸に思想の種をまくことか。これらもまた、遺すべき価値あるものである。けれど、金や事業や思想を遺すことは、誰にでもなし得る業ではなく、またこれらは「最大遺物」とは言い難い。では、誰でもがこの世に遺すことのできる、真の最大遺物とは、果たして何なのか?(青空文庫の解説より)

ジャンル
名作
ナレーター
響林せいじ(高性能合成音声)
言語
JA
日本語
ページ数
02:13
時間
発売日
2020年
3月15日
発行者
響林社
サイズ
112.4
MB