原爆文学選(一)「夏の花」三部作 原爆文学選(一)「夏の花」三部作

原爆文学選(一)「夏の花」三部‪作‬

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発行者による作品情報

作家の原民喜は、千葉で英語教師をしていましたが、最愛の妻が死去後、実家のある広島に疎開したところで、原爆の被害に遭いました。
その体験をもとにした代表作『夏の花』三部作(「壊滅の序曲」「夏の花」「廃墟から」)と、その関連作品で「死と愛と孤独」「原爆回想」を収録しています。被爆は爆心地に近い家でしたが、厠に入っていて、辛くも死は免れた後の、街の悲惨な様子を淡々とした筆致ながら生々しく描きます。亡くなった人たちはもちろん、生き残った人々にとっても辛い体験となりました。ただ、それでも郊外の田園は青々とし、廃墟から立ち直ろうとする人々の姿には打たれるものがあります。

ジャンル
名作
ナレーター
響林せいじ(高性能合成音声)
言語
JA
日本語
ページ数
03:27
時間
発売日
2014年
4月8日
発行者
響林社
サイズ
206.9
MB