名もなき花の 紅雲町珈琲屋こよ‪み‬

紅雲町珈琲屋こよみ第3弾。

新聞記者、彼の師匠である民俗学者、そしてその娘。ある事件をきっかけに止まった彼らの時間を、お草さんは動かすことができるのか?

お草さんに珈琲豆を卸す会社が代替わりという騒動の過程で知り合った、民俗学の研究をする勅使河原先生と美容師であるその娘ミナホにまつわる過去が今回の主なストーリーとなります。お草さんならではの方法で、彼らの気持ちと止まった時間をときほぐしていきます。今回もコーヒーのような大人の味わいをぜひ、お楽しみください。