喫茶おじさん: (小学館) 喫茶おじさん: (小学館)

喫茶おじさん: (小学館‪)‬

    • ¥2,750

    • ¥2,750

発行者による作品情報

人生もコーヒーも、苦いけれどうまい。

松尾純一郎、バツイチ、57歳。

大手ゼネコンを早期退職し、現在無職。妻子はあるが、大学二年生の娘・亜里砂が暮らすアパートへ妻の亜希子が移り住んで約半年、現在は別居中だ。再就職のあてはないし、これといった趣味もない。ふらりと入った喫茶店で、コーヒーとタマゴサンドを味わい、せっかくだからもう一軒と歩きながら思いついた。趣味は「喫茶店、それも純喫茶巡り」にしよう。

東銀座、新橋、学芸大学、アメ横、渋谷、池袋、京都──「おいしいなあ」「この味、この味」コーヒーとその店の看板の味を楽しみながら各地を巡る純一郎だが、苦い過去を抱えていた。妻の反対を押し切り、退職金を使って始めた喫茶店を半年で潰していたのだ。仕事、老後、家族関係……。たくさんの問題を抱えながら、今日も純一郎は純喫茶を訪ねる。

『三千円の使いかた』で大ブレイクの著者が描く、グルメ×老後×働き方!

ジャンル
フィクション
ナレーター
中川 慶一
言語
JA
日本語
ページ数
08:37
時間
発売日
2025年
4月4日
発行者
Audible Studios
提供元
Audible.com
サイズ
426.8
MB