姫たちばな(小学館の名作文芸朗読)
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【小学館の名作文芸朗読】
橘姫は平安時代の若い貴族で、彼女を慕う二人の男性が毎夕訪れていた。一人は津の国から来た茅原、もう一人は和泉の国の猟夫で、どちらも美しい青年だった。二人はそれぞれ異なる贈り物や装いで橘姫に想いを伝えるが、彼女はどちらにも心を決めかねていた。父・基経は事態を解決するために二人を招待し、互いに命を懸けた決闘をすることになるが……。