富国と強兵
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3.0 • 2件の評価
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- ¥4,380
発行者による作品情報
将来のアメリカ大統領候補と言われている
若き女性リーダー「オカシオコルテス」下院議員も提唱し、
大論争となっている「現代貨幣理論」(MMT)を
冒頭1章から3章で詳細に解説!
衰退著しい覇権国アメリカ、混乱する中東、
クリミアを強引に奪取するロシア、東シナ海
、南シナ海で挑発行為をやめない中国。
パワーバランスが大変動する今、「地政学」という、
古めかしく、禍々しいニュアンスすら伴った言葉が現代に蘇ってきている。
一方でこれまでの地政学的思考だけで、世界を分析し、
生き抜くことは非常に困難だ。
経済が地政学的環境にどのような影響を与えるのか、
またその逆についても考察を及ばさなければならない。
そうしなければ国際政治経済のダイナミズムを理解できず、
戦略を立案することもできない。
そこで、地政学と経済学を総合した
「地政経済学」とも呼ぶべき新たな思考様式が必要となる。
本書では、「地政経済学」とは、「富国」と「強兵」、
すなわち経済力と政治力・軍事力との間の密接不可分な関係を
解明しようとする社会科学であることを示し、
地政学なくして経済を理解することはできず、
経済なくして地政学を理解することはできないことを
明らかにする。
『TPP亡国論』で日米関係のゆがみを鋭い洞察力で
えぐり出した著者が、資本主義終焉論と地政学が復活する
今と未来を読み解く渾身の書き下ろし大著。
ポスト・グローバル化へ向かう政治、経済、軍事を
縦横無尽に読み解く気宇壮大な21世紀の社会科学がここにある!