富嶽百景
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- ¥458
発行者による作品情報
「……さつと、バスは過ぎてゆき、私の目には、いま、ちらとひとめ見た黄金色の月見草の花ひとつ、花弁もあざやかに消えず残つた。三七七八米の富士の山と、立派に相対峙し、みぢんもゆるがず、なんと言ふのか、金剛力草とでも言ひたいくらゐ、けなげにすつくと立つてゐたあの月見草は、よかつた。富士には、月見草がよく似合ふ。……」富士を望む御坂峠で過ごす、結婚を控えた幸福な日々。若き太宰のユーモア滲む名作。朗読者は名優・榊原忠美。
カスタマーレビュー
ユタカヤプー
、
^_^まっ最中たきうたつさてえあゝ
こはき違える歌aa_i
misticmoon
、
すばらしい朗読
榊原さんは俳優の方なのですね。この表現力はそれゆえでしょうか。
何度も聞き返していますが、飽きない朗読というのは初めての体験です。
素晴らしい声、素晴らしい朗読と思います。感服!
wip pip xip
、
良かった
iTunesでオーディオブックに手を出してみようと思い、最初に購入することにしたひとつです。
満足しています。
こういうのなら他にも買いたい。