市朗怪全集 五十三 市朗怪全集 五十三

市朗怪全集 五十‪三‬

    • ¥1,426

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発行者による作品情報

実話系怪談のパイオニア、『新耳袋』シリーズの著者の一人が、語りで送る怪談全集!


『山の牧場・前夜』~私の怪談青春記~"おばあちゃん"


卒業制作(17分)

1982年、山の牧場へ迷い込む前の怪異エピソード。大阪芸術大学の卒業制作のため、兵庫県にある我が故郷で16ミリフィルム映画のロケを敢行。

今思えば、怪異が頻繁に起きる現場であった。


第一夜「乗った」(6分)

大学3年の冬。映画の監督を担当する私は、卒業制作を共にする仲間を4人連れて我が故郷へロケハンティングを行った。

その第一夜。消灯し、就寝しようとした際、カメラ担当のU君がいきなり奇妙な行動を起こし始める。「乗った」と言うのだ。


第二夜「すりガラスの影」(7分)

大学4年の夏。映画の本番ロケが始まった。宿泊は町の公民館を使わせてもらったのだが風呂は、わが家の風呂場を使ってもらった。

記録係の女の子が風呂場から悲鳴を上げた。風呂場のすりガラスに影が映ったというのだ。スタッフの一人が疑われたのだが…。


第三夜「蔵とトイレ」(16分)

撮影には、町が貸し出している、蔵のある屋敷を使った。その蔵の扉に何重にも鎖が通され大きな錠がかかっていた。しかし撮影中、その蔵の中からある音が聞こえて来た。

そして我が家のトイレでも奇妙なことが起こり出す。


第四夜「オレンジ色の光」(7分)

メインスタッフ4人が亡き祖父の部屋で就寝中、その4人共が夜中に奇妙な光を目撃したという。その光にはある共通点と特色があった。




第五夜「台所の音」(13分)

第六夜「掃除(そうじ)」(25分)

最後の夜(8分)


中山 市朗(なかやま いちろう)

作家、怪異収集家

1982年、大阪芸術大学映像計画学科卒業。映画の助監督や黒澤明監督の『乱』のメイキングの演出などに携わる。

1990年、扶桑社から木原浩勝との共著で『新耳袋~あなたの隣の怖い話』で作家デビュー。

『新耳袋』は後にメディアファクトリーより全十夜のシリーズとなり復刊。『怪談新耳袋』として映画やドラマ、コミックとして展開。

著書に『怪異異聞録・なまなりさん』『怪談実話系』『怪談狩り』シリーズなどがある。怪談は語ることが重要と、ライブや怪談会、放送などでも積極的に怪談語りを行っている。その他の著書に『捜聖記』『聖徳太子・四天王寺の暗号』『聖徳太子の「未来記」とイルミナティ」など多数。

ジャンル
フィクション
ナレーター
中山 市朗
言語
JA
日本語
ページ数
01:39
時間
発売日
2025年
5月19日
発行者
パンローリング株式会社
提供元
Audible.com
サイズ
85.9
MB