平凡な女(小学館の名作文芸朗読)
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発行者による作品情報
【小学館の名作文芸朗読】
明治期から昭和初期にかけて活動し、小説『放浪記』『浮雲』などの代表作で知られる女流作家の随筆。そろそろ子供の欲しい年頃になり、子供を背に働いているお母さんを見ると、日本の女は偉いと思う。一方で、現代の知識夫人の中に、市井の平凡な「お神さん」や娘の心にも達せぬ浅はかな人が多いのはどうしたことだろう。「美しさ優しさ」を誤解して、口に猛々しいことを言うのは笑止なことだ。