日本企業がシリコンバレーのスピードを身につける方法
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発行者による作品情報
※この作品は原著を要約したものです。
Google、Facebook、PayPal、Apple。今や私たちの生活から切り離せないサービスを生み出しているのは、アメリカのシリコンバレーの企業だ。スタートアップから驚異的な速さで成長し、世界中のユーザーに影響を与えている。シリコンバレー企業は、新しい製品を創造し、顧客へ迅速に届けることに長けている。また、顧客からの反応を迅速に収集し、それを製品の改良に役立てている。これらを実践しているシリコンバレー企業が世界の市場を一変させているのだ。
一方、日本企業が直面している課題は、伝統的な日本式経営の長所を残しつつも、目まぐるしく変化する市場と情報の流れにいかに乗り遅れないようにするかということだ。日本企業のトップの多くが、従来のやり方にとらわれず、抜本的な改革を断行しなければならないと述べている。しかし、それを実行できている企業はわずかであり、大多数はほとんど何も変わっていないのが現実である。
では、世界を席巻しているシリコンバレー企業から、日本企業は何を学べばいいのだろうか。それは圧倒的な「スピード」だ。本書では、シリコンバレー企業が実践している経営手法や、その根幹となるマインドセット、アジャイル開発とリーンスタートアップ、目標管理制度などが、実例を交えて体系的に紹介されている。
自社をイノベーション溢れるシリコンバレー企業のような会社にしたい経営者や、より生産性の高い手法を模索しているビジネスパーソンにとって有益な1冊であることは間違いない。(岡 和明)