日本社会のしくみ 雇用・教育・福祉の歴史社会学 日本社会のしくみ 雇用・教育・福祉の歴史社会学

日本社会のしくみ 雇用・教育・福祉の歴史社会‪学‬

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発行者による作品情報

「日本社会のしくみ」は、現代では、大きな閉塞感を生んでいる。女性や外国人に対する閉鎖性、「地方」や非正規雇用との格差などばかりではない。転職のしにくさ、高度人材獲得の困難、長時間労働のわりに生産性が低いこと、ワークライフバランスの悪さなど、多くの問題が指摘されている。

しかし、それに対する改革がなんども叫ばれているのに、なかなか変わっていかない。それはなぜなのか。そもそもこういう「社会のしくみ」は、どんな経緯でできあがってきたのか。この問題を探究することは、日本経済がピークだった時代から約30年が過ぎたいま、あらためて重要なことだろう。(中略)

本書が検証しているのは、雇用、教育、社会保障、政治、アイデンティティ、ライフスタイルまでを規定している「社会のしくみ」である。雇用慣行に記述の重点が置かれているが、それそのものが検証の対象ではない。そうではなく、日本社会の暗黙のルールとなっている「慣習の束」の解明こそが、本書の主題なのだ。 ――「序章」より

ジャンル
ノンフィクション
ナレーター
西村不二人
言語
JA
日本語
ページ数
18:17
時間
発売日
2020年
5月7日
発行者
講談社
サイズ
1.1
GB
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