未来の地図帳 人口減少日本で各地に起きること: (講談社現代新書) 未来の地図帳 人口減少日本で各地に起きること: (講談社現代新書)
オーディオブック第3巻 - 未来の年表

未来の地図帳 人口減少日本で各地に起きること: (講談社現代新書‪)‬

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発行者による作品情報

本タイトルには付属資料が用意されています。詳しくは「デジタルブックレットの探し方」ガイドをご参照ください。 https://support.apple.com/ja-jp/HT208929


47都道府県はもはや維持できない。20年後の日本人はどこに暮らすのか?

今回は、これまで誰も本格的に試みることのなかった2つのアプローチに挑んだ。1つは、現在を生きる人々が国土をどう動いているのかを追うこと。もう1つは、「未来の日本人」が日本列島のどこに暮らしているのかを明らかにすることである。

鳥取県の全人口は44.9万人に減る一方、横浜市の高齢者は120万人に激増する。奈良県上北山村では出産期の女性がたった1人まで減る一方、守谷・浦安・長久手・三田などでは80歳超の人々が2.5倍以上増加する――これが、あと25年後に私たちを待ち受ける未来だ。人口推計に基づく予測は、ほぼ外れない。

2045年まで各自治体の人口がどう変動するかをまとめた、最新版「日本の地域別将来推計人口」が公表されて以降、その詳細を深堀りした一般書はなかった。本書はその先陣を切るものである。

<目次>

第1部 現在の人口減少地図 ――日本人はこう移動している

序 市区町村による「住民の綱引き」に勝者はいない

1―1東京圏 東京は共存の道を探るべき「日本の外国」である

1―2関西圏 三大都市圏の中で減少スピードが最も速いのは、関西圏

1―3大阪市 「西の都」の人口拡大を下支えしているのは、外国人住民

1―4名古屋圏 名古屋市最大の懸念材料は、リニア新幹線と広すぎる道路

1―5北海道 「ところてん式」の札幌市は、200万人を超えるか

1―6東北 政令指定都市なのに通過都市、仙台パッシングの理由とは

1―7中国 周辺から人を集めきれず、「磁力の弱い」広島市

1―8九州 福岡市は北九州市と熊本市の二大都市を吸収か

1―9東京圏 一極集中が続く東京圏、その内側を覗いてみれば

第2部 未来の日本ランキング ――20年後、日本人はどこに暮らしているか

序 塗り替えられてゆく日本列島

2―1 都道府県の人口差は30倍超へ

2―2 東京圏という「外国」は、老化に苦しむ(練馬・足立・葛飾・杉並・北区の4人に1人が高齢者/多摩地区すべてが人口減少に)

2―3 政令指定都市は、極端に明暗が分かれる(札幌市が「北のシルバータウン」に/大阪市が「逆ドーナツ化」する)

2―4 県庁所在地・地方都市は、不便さの増すエリアが拡大(「限界自治体」が111ヵ所に/「無医地区」が広がってくる)

2―5 出産期の若い女性が減少する地域はここだ(出産期の女性がたった1人になる村)

第3部 それぞれの「王国」の作りかた

序 なぜ地方創生はうまくいかないのか?

令和時代に求められる5つの視点

ジャンル
ミステリー
ナレーター
川勝 亮太郎
言語
JA
日本語
ページ数
07:00
時間
発売日
2023年
5月19日
発行者
Audible Studios
提供元
Audible.com
サイズ
284.5
MB
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