[102巻] 源氏物語 瀬戸内寂聴 訳 第五十一帖 浮舟 (其ノ一)
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発行者による作品情報
匂宮は二条の院で出会った女君のことが忘れられません。薫の君が頻繁に宇治へ通うのは、どうやらあの女君を囲っているかららしい、と察した匂宮は大内記(だいないき)の案内で山荘を
訪れます。そして、やはりあの女君だとわかると、薫の君の声色を使って御寝所へと入り、関係を結んでしまいました。相手が匂宮と気づいた浮舟は大きな衝撃をうけます。