「特別阿房列車」 - wisの朗読シリーズ(27)
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3.0 • 3件の評価
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発行者による作品情報
多くの愛読者を得た「特別阿房列車」シリーズ第一弾!漱石の弟子であり、元祖「鉄ちゃん」の内田百?が手掛けた話題の作品です。
内田百?は、漱石の弟子で軽妙洒脱、ときには毒舌の随筆で知られるが、他方で無類の鉄道好きで、元祖「鉄ちゃん」ともいえる存在。
中でも「阿房列車」シリーズは多くの愛読者を得ている。
この「特別阿房列車」はその第一弾で、終戦からの復興期の昭和26年に書かれ話題をさらった名著である。
東京から大阪まで「特急はと」の一等に乗りたいがために立てた旅の計画は、旅費を借金した上、無駄遣いをしなくて済むから、と、大阪駅に着いたその足で泊まりもせずに戻ってくるというもの。しかし、旅はなかなか思惑通りにいかないようである。
道連れは、国鉄に務める「ヒマラヤ山系」君。
口数の少ない彼とのとぼけた会話が、また可笑しい。
(C)wis