【現代語訳】徒然草-(1)女性・恋愛論
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発行者による作品情報
徒然草は、中世の随筆文学の傑作ですが、人生の教訓的なものだけでなく、現代でも身近にいそうな人々の様子が活き活きと描かれているほか、女性論、恋愛論もまた非常におもしろく書かれています。女性の脛の白いのを見て神通力を失った仙人の話は有名ですが、兼好は、色欲を食欲、名誉欲と並ぶ三大煩悩として、理解を示しています。「恋を解さない男は無粋である」「時々通う関係の方が新鮮で長持ちする」「障害を乗り越えて結ばれた恋ほどいい」「実らなかった恋を想うことが本当の色好み」等、味わい深いことを述べています。テキストは、響林社サイトのテキストコーナーから無料でダウンロードできます。