知力をつくる技術
-
- ¥306
-
- ¥306
発行者による作品情報
※この作品は原著を要約したものです。
助言や提案がクライアント企業の行く末をも左右することさえある――。常に高い視座と知性、戦略性、責任が求められる経営コンサルタント。その経営コンサルタントの指導者として活躍するのが著者の船川淳志氏だ。
これまで数多くのビジネス書を世に送り出し、伝説のMBA講師の異名をもつ彼が今回手がけるテーマは「知力」である。知力とは、能動的に考える力や他者を理解する力など、広く総合的な知的能力を指す。著者が本書で紹介する知力は、変化することが当たり前となった時代、「多異変な時代」を生き抜くために必要不可欠な力だ。どんなに高学歴であっても、知識人と呼ばれる立場にあっても、必ずしも十分な知力を兼ね備えているとは限らない。一度きりの人生、可能性を広げながら生き抜くには、絶えず知力を鍛えていくことがこれまで以上に重要となる。
本書ではまず「多異変な時代」の実態に迫る。その後は、知力を多角的に鍛えるための48のレッスンが登場する。テーマは思考プロセスを点検する、因果関係に強くなる、拡散思考で制約を捨てる、結晶性知性を磨く、システム思考を身につけるといった興味深い内容が並ぶ。
知力は実社会で活用してこそ価値がある。それを見据えてレッスン形式に仕上げられた本書は、実に有益な書と言える。新しい資格を取得する、ビジネススクールに通う。こうしたことを検討しているなら、まずは本書で「知力とは何か」という本質的なテーマにふれてみてはどうだろうか。(二村 英仁)