美畜妻 背徳の夜宴
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5.0 • 1件の評価
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発行者による作品情報
内容紹介
「恋愛」小説家、由紀かほるが織りなす、しなやかで、かつ力強い描写で綴る、めくるめく官能の世界…
エアロビクス・ジムのオーナーであり、インストラクターである佐久間美里には省庁に勤める夫がおり、彼との間には小学校四年生になる息子の誠司がいた。
今年の春からは誠司に大学生の家庭教師を付けている。以前から塾に通っていた誠司の成績はトップクラスだったが、それが四年生になってから落ち始めていたのだ。結局、夫と相談の上で、塾を減らし、週二回家庭教師に来てもらうことになったのである。
幸いにして家庭教師の兵藤英心と誠司の関係は良好だった。小太りで、美里が何か尋ねても曖昧にうなずくだけの、一見鈍そうな若者だった。
しかし、誠司も兵藤がいる時は機嫌がいいので、彼を招いたことは良かったのではないかと美里も思っていた。
ところがある日、美里は寝室の抽斗から自分の下着を取り出している兵藤の姿を見つけてしまう。彼を咎めようと声を掛けた美里だったが、彼は予想外の反抗を見せた。
「俺もバラしちゃうよ。誠司の万引きの一件」
それは美里が夫にも実家にも秘密にしていた一件であった。
さらに兵藤は美里を強請り続ける……