



羽佐間道夫で聴く「姥捨」 ラジオ日本聴く図書室シリーズvol.115
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発行者による作品情報
ラジオ日本・聴く図書室第115弾は、太宰治の「姥捨」。あやまった人を愛撫してしまった妻・かず枝、そして妻をそのような行為にまで追いやるほど、日常の生活を荒廃させてしまった夫・嘉七。二人はお互い身の結末を死ぬことによってつけようと思い立つ。死に場所を求めてさまよう二人。しかし嘉七は妻を見ながら「この女は死なせては、いけない人だ」と思い立つ。死ぬために生きる二人の姿は、生きるということ、愛するということの意味を気づかせてくれる。羽佐間道夫の朗読でおくる。