羽佐間道夫で聴く「魔術」 ラジオ日本聴く図書室シリーズvol.074
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発行者による作品情報
ラジオ日本・聴く図書室第74弾は、芥川龍之介の「魔術」。ある雨の降る晩、主人公の「私」はハッサン・カンという名高い婆羅門の秘法を学んだ若い魔術の大家、マティラム・ミスラの家を訪ねる。彼の魔術を見せてもらうためである。ぐるぐる回るランプ、飛んでくる書物・・・。摩訶不思議な体験をした私は、魔術を教えてほしいと頼む。ミスラ君は言う。「ハッサン・カンの魔術を習おうと思ったら、まず欲を捨てなければならない」。そしてミスラ君に魔術を教わり1ヶ月ほどたったころ、私は友人たちの前で魔術を披露することになるのだが・・・。人間のエゴイズムを描いた1919年の作品。夜の雨音が聞こえてきそうな妖しい世界を羽佐間道夫の朗読で送る。