若い読者のための経済学史 若い読者のための経済学史

発行者による作品情報

初学者にとって偉大な案内役となる経済学入門。読者に力強く訴えかけて、ワクワクさせる本だ。

この世界を理解するうえで、どのような貢献を経済学者がしてきたかが見事に説明されている。

——————ロバート・J・シラー(イェール大学教授、2013年ノーベル経済学賞受賞)


【日常生活から世界の本質まで、経済学はすべてに通ず】

たとえば、いまそこに建てるべきは病院? それとも電車の駅?

あるいは、最新のiPadと時計、そのどちらを買うべきか。

経済学は多様な視点から、現実を考えるヒントを与えてくれる。

古代ギリシャの哲学者から、スミス、マーシャル、ケインズ……

さらにはクルーグマン、セン、ピケティなど現代の賢人まで、

多様な経済思想家に出会うことが、その最良の出発点になる。


目次

若い読者のための経済学史

Chapter1 冷静な頭脳と温かい心

Chapter2 空を舞う白鳥

Chapter3 神の経済

Chapter4 黄金を求めて

Chapter5 自然の恵み

Chapter6 見えざる手

Chapter7 穀物が鉄に出会う

Chapter8 理想の世界

Chapter9 養う口が多すぎる

Chapter10 世界の労働者

Chapter11 完全なる均衡

Chapter12 太陽を締め出す

Chapter13 戦争の利益

Chapter14 騒々しいトランペット吹き

Chapter15 コークか、ペプシか

Chapter16 計画する人

Chapter17 お金を見せびらかす

Chapter18 排水溝のむこうへ

Chapter19 創造的破壊

Chapter20 囚人のジレンマ

Chapter21 政府の専制

Chapter22 ビッグ・プッシュ

Chapter23 経済学はすべてに通ず

Chapter24 成長

Chapter25 美しい調和

Chapter26 ふたつの世界

Chapter27 浴槽を満たす

Chapter28 道化師による支配

Chapter29 貨幣錯覚

Chapter30 未来の予測

Chapter31 攻撃する投機家

Chapter32 虐げられている人々を救う

Chapter33 わたしを知り、あなたを知る

Chapter34 破られた約束

Chapter35 消えた女性たち

Chapter36 霧のなかの頭

Chapter37 現実世界における経済学

Chapter38 野獣化する銀行家

Chapter39 空高くそびえる巨人

Chapter40 なぜ経済学者か

【著者】ナイアル・キシテイニー(NIALL KISHTAINY)

ロンドン在住の経済史家にして政治経済ジャーナリスト。世界銀行や国連アフリカ経済委員会、英国政府で働いた経験をもつ。最近までLSE(ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス)の教壇に立っていた。著書の邦訳に『経済学大図鑑』(三省堂)、『1分間で経済学』(ダイヤモンド社)がある。


【訳者】月沢 李歌子(つきさわ・りかこ)

津田塾大学卒業。英国留学、外資系金融機関勤務を経て翻訳家。おもな訳書に『日常の疑問を経済学で考える』『成功する人は偶然を味方にする』(ともに日本経済新聞社)、著書に『夢をかなえる時間術』(すばる舎)がある。


※本商品は『若い読者のための経済学史』

【発行】すばる舎 ナイジェル・ウォーバートン著 ISBN:9784799106846 336頁 3520円(税別)をオーディオ化したものです。

ジャンル
ビジネス
ナレーター
安田愛実
言語
JA
日本語
ページ数
11:24
時間
発売日
2023年
5月15日
発行者
パンローリング株式会社
提供元
Audible.com
サイズ
528.3
MB