菊池寛「日本合戦譚」(一)-「桶狭間合戦」「大阪夏の陣」「鳥羽伏見の戦い」
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発行者による作品情報
菊池寛の名著『日本合戦譚』より、天下の節目となった3つの合戦を収録。
群雄割拠の戦国時代、尾張の新興の織田信長が、京を目指して西進する今川義元の軍勢に対して劣勢の中、荒天をついた奇襲により義元を討ち取った「桶狭間合戦」。
「大阪夏の陣」は、豊臣滅亡の戦いとして知られる。徳川家康が関ヶ原の戦いで勝利を収め、征夷大将軍として天下人になったものの、これを認めぬ豊臣方の淀君、秀頼らは反発。緊張が高まり、大阪冬の陣を経て、大阪夏の陣に至る。「鳥羽伏見の戦い」は、徳川幕府最後の将軍、徳川慶喜が長州征伐に失敗し、薩長を中心とする倒幕派が勢いを増す情勢下で、大政奉還を申し出た後の幕軍最後の戦い。