話す力 心をつかむ44のヒント
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発行者による作品情報
「週刊文春」の看板連載対談「阿川佐和子のこの人に会いたい」が連載30周年を迎えた阿川佐和子さん。
担当者曰く「阿川さんは、実は『聞く力』より『話す力』がすごいんです」。そんな阿川さんが、会話の妙や楽しみ方を明かします。
初対面の相手との会話から、認知症の親の介護や家庭円満の秘訣、会議や会食まで。阿川さんが披露するとっておきのエピソードとコミュニケーション術が満載の1冊です。
【おもな内容】
・会話とは「しりとり話題合戦」
「五十肩と言えば…」「広島と言えば…」など、相手の話のなかの一言を拾って、自分の体験談や人から聞いた話を披露すると話が広がる。
・沈黙は決して悪でもマナー違反でもない
人にはそれぞれのリズムがあるので、相手にとっては沈黙が心地よい「間」になっていることもあるし、黙っていても問題ないときがある。
・「合コンさしすせそ」➡ さ…さすが! し…知らなかった!……
・話を中断された人にさりげなく助け船を出す方法
・「人の話は90パーセントが自慢と愚痴」は東海林さだおさんの名言。
本人は自慢するつもりのない話も、さりげない自慢話のように解釈されることにご用心。
・モテる男は聞き上手
・「合いの手」が入ると心地よくなる
・初対面の時はどうする?
・専門用語のかわりに喩え話
・「酷い目に遭った話」も笑い話に
人に自分の不幸を笑いに変えて話すと、相手を笑わせるだけではなく、自分も救われる。
・どんな人でも喜ぶ「魔法の問いかけ」とは?