読書は格闘技
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発行者による作品情報
武器となる読書術、読むべき書を呈示する、知的実践の書。
〈「読書は格闘技」という考え方に立つと、
「良書」の定義も変わってくる。
普通、良書というと、書いてあることが正しいものであり、
正しい考え方であると思われる。
しかしながら、書いてあることに賛成できなくても、
それが批判するに値するほど、一つの立場として主張、根拠が
伴っていれば、それは良書と言える。
私は筋金入りの資本主義者であるが、そうした立場からしても
マルクスは読むに値する「良書」と言えるのだ〉
心をつかむ、組織論、グローバリゼーション、時間管理術、
どこに住むか、才能、マーケティング、未来、正義、
国語教育の文学等々、今を生き抜くために知っておくべき
テーマについて、立場の異なる「良書」を能動的に読み、
自らの考えを新たに形成していく。
格闘技としての読書体験を通じた、
実践的な力が身に付く読書術とは何か。
各テーマにおける必読の推奨ブックリストも収録。